かつてフィットネス界で絶対視されていたのが、運動直後の30〜45分以内に飲むべきとされる「筋トレ後のゴールデンタイム」です。激しいトレーニングによって傷ついた筋繊維が修復を促すシグナルを出すこの時間帯は、確かにタンパク質の吸収効率が一時的に高まります。
しかし、近年のスポーツ栄養学では「運動後45分に焦らずとも、筋タンパク質の合成感度は運動後24〜48時間持続する」という事実が定着しました。急いで一気飲みするよりも、筋トレ前の飲むタイミングとして運動の60〜90分前に血中アミノ酸濃度を高めておくことや、運動後1〜2時間以内にバランス良く補給することの方が筋肉の分解を防ぐ上で大きなアドバンテージとなります。
運動直後だけに固執せず、1日を通したアミノ酸濃度の維持を意識したプロテインを飲むタイミングこそが、筋肉を効率よく育てる最新の常識です。