國光吟の名が広く知られるきっかけとなったのが、彼自身が提唱した「オメガセラピー」や通称「宇宙ヨガ」と呼ばれる独自のスピリチュアルヒーリング施術です。
一般的な国家資格(あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、鍼灸師など)に基づく医業類似行為とは異なり、國光の施術は「宇宙のエネルギーを手から通して患部を癒やす」「触れずに患部の痛みを取り除く遠隔施術」といった非物質的アプローチを前面に押し出したものでした。施術料金は60分で数万円から十数万円に設定されることもあり、富裕層や強い心身の不調を抱えるクライアントを対象に個別セッションを行っていました。
当時、彼の施術を受けた一部の体験者からは「長年悩んでいた肩こりや頭痛が不思議と軽くなった」「温かい手に包まれて精神的な安心感を得た」という肯定的な声が上がった一方で、医療関係者や消費者問題の専門家からは「科学的根拠(エビデンス)の乏しい高額民間療法」「プラセボ効果や心理的暗示の域を出ない」と強い懸念が示されるなど、その評価は完全に二分されていました。