楽曲を語る上で欠かせないのが、その独特なタイトルです。B'z 兵走る 読み方 つわものはしるというフレーズが検索上位に並び続けることからも分かる通り、「へい、はしる」ではなく「つわもの、はしる」と読ませる点に、作詞を手がけた稲葉浩志の研ぎ澄まされた言語感覚が光ります。
古語における「つわもの(兵)」は、単なる兵士ではなく「優れた武勇を持つ者」「強者」を意味します。当時の制作エピソードやインタビューによると、兵走る 稲葉浩志 作詞の経緯として、ラグビー日本代表選手たちが血と汗にまみれながらタックルを繰り返す過酷な練習風景や、極限状態で見せる凄まじい気迫に直接触れたことが大きな契機となりました。
稲葉は単に「勝者の栄光」を描くのではなく、敗北や挫折、痛みに耐えながら泥臭く前へ進み続ける人間の美学を言葉に落とし込みました。サビで繰り返される「ゴールはここじゃない まだ終わりじゃない」というフレーズは、目標を達成した瞬間ですら次の挑戦を見据えるアスリートの求道的なメンタリティを象徴しており、B'z 兵走る 歌詞の意味を深く紐解く最大の鍵となっています。