ファーストレディとなってからの彼女は、常に物議を醸す存在だった。居酒屋の経営、脱原発の主張、そして大麻草の規制緩和に向けた活動。これらはすべて、従来の「首相夫人」の役割を大きく逸脱するものだった。
しかし、これらの行動を単なる「思いつきのスタンドプレー」と片付けることはできない。その根底にあるのは、若い頃から変わらない「自分の目で見て、自分の頭で考え、面白いと思ったことに飛び込む」という行動原理だ。彼女にとって、政治的な正しさよりも、目の前にいる人間との直接的なつながりの方が、常に重要だったのだ。