2026年夏、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国合同開催となるサッカーW杯。この熱波はスポーツ界だけに留まらない。国内の広告代理店やデザイン制作会社には、年初からサッカーをテーマにした販促ビジュアルの発注が殺到している。
特に顕著なのが、静止画ではなく「動き」を前提としたアニメーションSVGやGIF素材の需要急増だ。「かつては1枚のペラ絵で十分だった」と語るのは、都内の大手広告代理店でアートディレクターを務める佐藤氏。「今の若年層に刺さるのは、画面上で跳ね、回転し、光を放つダイナミックなビジュアル。単にボールの形をしているだけでは、タイムラインの海に一瞬で埋もれてしまう」と切実な表情を見せる。