潮風が吹き抜ける大阪ベイエリア。昨年までの巨大パビリオン群の記憶が新しいこの地で、今、まったく新しいフェスティバルカルチャーが芽吹いている。広大な敷地の一部を再編した屋外特設エリアでは、週末ごとに世界基準のエレクトロニック・ミュージックとデジタルアートが融合したオープンエアイベントが開催され、国内外から数万人規模のオーディエンスが押し寄せる。
特筆すべきは、単なる音楽ライブにとどまらない「都市型サステナブルフェス」への進化だ。会場内で使用される電力の多くはグリーンエネルギーで賄われ、飲食ブースには関西一円のオーガニック生産者が集結。夕暮れ時、大阪湾に沈む夕日をバックに巨大なLEDスクリーンとレーザーが交錯する光景は、2026年という時代を象徴する圧倒的なスペクタクルを生み出している。