善光寺の門前町グルメを満喫する上で、まず押さえておきたいのが「善光寺表参道(中央通り)」から「善光寺仲見世通り」へと北上する王道ルートです。長野駅から善光寺本堂までは約1.8kmあり、徒歩で約25〜30分ほどの距離。この直線ルート沿いに、信州の風土と歴史が育んだ名物店が立ち並んでいます。
現地取材班が厳選した、絶対に外せない名物グルメの筆頭が伝統食の「おやき」です。仲見世通りに店を構える複数のおやき名店では、定番の「野沢菜」「信州味噌なす」をはじめ、季節限定の山菜やきのこを使った具材がぎっしり詰まった熱々の逸品が提供されています。製法も、ふっくら蒸し上げたタイプ、表面を香ばしく焼き上げたタイプ、外側をカリッと揚げ焼きにしたタイプなど店舗ごとに個性があり、複数店舗の味を食べ比べるのが醍醐味です。
続いて見逃せないのが、創業120年以上の歴史を誇る味噌の老舗「すや亀」が手掛けるすや亀焼きむすびです。秘伝の味噌だれを幾重にも塗り重ね、じっくりと炭火で焼き上げた香ばしさは格別で、漂う味噌の香りが食欲を直撃します。同店で提供されている「みそソフトクリーム」も、甘みと塩気のバランスが絶妙なご当地スイーツとして高い人気を誇ります。
さらに、江戸時代創業の七味唐からし専門店「八幡屋礒五郎」本店では、参拝記念のお土産選びだけでなく、併設の横町カフェやテイクアウトで楽しめる「スパイスソフトクリーム」や七味をアクセントにしたスイーツが2026年もトレンドを牽引しています。加えて、信州産素材にこだわったなめらかな舌触りの「善光寺ぷりん」、特産の信州りんごを贅沢に使った焼きたてのアップルパイやタルトといった「信州りんごスイーツ」も仲見世通りの新定番として定着しています。