2016年、中邑選手がアメリカのWWEへ移籍した際、その個性は本場アメリカのファンにも熱狂的に受け入れられました。デビュー戦となったNXTの舞台から観客は総立ちとなり、会場全体が異様な熱気に包まれました。
その人気を決定づけたのが、入場曲『The Rising Sun』です。荘厳なバイオリンの旋律に合わせ、何万人ものファンが歌詞のないメロディを大合唱する光景はWWEの名物となりました。ネット上では「日本人レスラーの概念を完全に覆した」「英語のマイクパフォーマンス以上に、立ち姿と『YEAOh!』のシャウトだけで感情が伝わる」といった海外ファンの絶賛が相次ぎました。
ロイヤルランブル優勝やUS王座、インターコンチネンタル王座の戴冠など、WWEのトップ戦線で確固たる地位を築いた背景には、唯一無二のオリジナリティに対する現地の熱烈なリスペクトがありました。