騒動が過熱するにつれ、メディアと世間の関心は彼女の身体的な変化へと向かっていきました。1990年代後半、公の場に姿を現した葉月里緒奈の姿は、誰もが息を呑むほどに痩せ細っていたのです。身長166cm前後に対し、当時の体重は「30kg台前半まで落ち込んでいるのではないか」と週刊誌各誌が相次いで報じ、深刻な摂食障害や拒食症の疑惑が取り沙汰されました。
葉月里緒奈 激痩せ 理由について、後年の手記や特番インタビューの分析によると、主因は単一のダイエットではなく、極限状態の精神的ストレスであったことが浮き彫りになっています。連日の追跡取材、バッシングの手紙や電話、逃げ場のないメディアスクラムによる極度の緊張状態が続き、食事が喉を通らない日々が続いていたとされています。
そうした過酷な状況のなか、1998年に発表されたのが写真集『RIONA』(撮影:篠山紀信)でした。極限まで削ぎ落とされた肉体を包み隠さず露わにしたヘアヌード写真集は、推定発行部数45万部を超える大ベストセラーを記録。単なるスキャンダルタレントの写真集にとどまらず、社会現象としての批評がカルチャー誌で飛び交うなど、彼女の剥き出しの生と美学を世に見せつける金字塔となりました。