一方で、表現者としての「個」と「組織」の関係性には、常に繊細なコントロールが求められてきた。日本社会における宗教に対するアレルギー反応や、特定のイメージが付くことによるスポンサーやファン離れへの懸念は根強い。
作品の役柄やパフォーマーとしての世界観と、個人の信条をどう切り分けるか。多くのアーティストは、パブリックな活動とプライベートな信仰活動の間に一線を画すバランス感覚を磨いてきた。SNS時代の現代では、少しの発言が拡散され誤解を招くリスクもあるため、より慎重かつ洗練されたセルフプロデュースが不可欠となっている。