SNSやネット掲示板、楽曲レビュー欄に寄せられたリスナーの膨大な投稿を分析すると、人々がファイトソングを求めるシチュエーションには明確な共通点が見えてきます。
受験勉強で模試の結果が振るわなかった夜、転職活動で不採用通知を受け取った帰り道、あるいは日々の業務で理不尽な叱責を受けた朝など、「自分の存在意義が揺らいだ瞬間」にこれらの楽曲が再生されています。
「嵐のファイトソングを聴くと、完璧じゃなくてもいいんだと肩の荷が下りる」「Eveの曲は悔しくてたまらないときに聴くと闘志が湧き上がってくる」「レイチェルの曲を和訳しながら聴いて涙が止まらなくなった」といった声が多く見受けられます。共通しているのは、単なる気晴らしではなく、「メンタルの自己修復装置」として楽曲が機能しているという実態です。