Q1:アイコスを吸い続けると、紙巻きタバコと同等に肺がんになるリスクはありますか?
A1:完全に同等ではありませんが、肺がんリスクは確実に残ります。タバコ特異的ニトロサミンなどの発がん性物質は紙巻き比で大幅に低減されていますが、ゼロではありません。微量の発がん性物質への長期曝露や、エアロゾルに含まれる刺激性物質(アクロレイン等)による慢性炎症が発がんに寄与する懸念があり、「吸わない人」に比べれば明確にハイリスクです。
Q2:アイコス イルマ(IQOS ILUMA)になって有害性は下がったのですか?
A2:吸い殻の焦げ付きやブレードの清掃不良に伴う不純物の加熱は抑制されましたが、発生する主要な有害物質の構成やニコチン含有量は従来のアイコスと実質的に変わりません。「イルマだからより安全」という医学的根拠はなく、吸入されるエアロゾルの毒性レベルは同等と考えるべきです。
Q3:周囲の人への受動喫煙リスクはどの程度ありますか?
A3:受動喫煙による健康影響は存在します。煙や灰が出ないため安全に見えますが、使用者が吐き出したエアロゾルにはニコチンや揮発性有機化合物が含まれており、同室空間の空気中に拡散します。非喫煙者が吸入すればニコチンの体内取り込みや気道刺激が生じるため、受動喫煙防止の配慮は紙巻き同様に必須です。