2018年W杯ロシア大会の激闘とロストフの14秒の真相を徹底総括

2018年W杯ロシア大会の激闘とロストフの14秒の真相を徹底総括

2018年W杯ロシア大会の激闘とロストフの14秒の真相を徹底総括に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

2018年4月、日本サッカー協会はヴァイッド・ハリルホジッチ監督を電撃解任し、技術委員長だった西野朗監督を緊急登板させました。準備期間は実質2か月足らず。世論は「グループリーグ全敗必至」と悲観論一色に染まり、2018ワールドカップ ネットの反応も協会への猛烈な批判で溢れていました。

その空気を一変させたのが、グループステージ初戦のコロンビア戦です。開始早々に相手MFカルロス・サンチェスが一発退場となり、得たPKを香川真司が冷静に沈めて先制。同点に追いつかれた後半28分には、本田圭佑の正確なコーナーキックから大迫勇也が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、南米の強豪から2-1の歴史的勝利をもぎ取りました。

この劇的弾をきっかけに、高校時代の対戦相手による名言「大迫半端ないって」のフレーズがネットや民放ワイドショーで爆発的に再燃。瞬く間に社会現象へと発展しました。この試合で際立ったのは、ハリル体制で失われかけていたベテランと若手の融合です。西野監督は選手主導のミーティングを促し、ピッチ内での自主的な状況判断を尊重するアプローチを徹底。重圧に押し潰されかけていたチームを短期間で戦闘集団へと蘇らせました。

続くセネガル戦では2度のリードを許す苦しい展開ながら、乾貴士の鮮烈なミドルシュートと、途中投入された本田圭佑の同点ゴールで2-2のドロー。本田はこのゴールにより、W杯3大会連続ゴール&アシストというアジア人初の金字塔を打ち立てました。ベンチスタートを受け入れながらも決定的な仕事を果たす本田と、トップ下で攻守に躍動した香川――2大スターの出場記録と貢献が、チームの推進力を生み出していました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。