長月はなぜ9月?語源の真相と手紙の挨拶・旧暦のズレを徹底解説

長月はなぜ9月?語源の真相と手紙の挨拶・旧暦のズレを徹底解説

長月はなぜ9月?語源の真相と手紙の挨拶・旧暦のズレを徹底解説の背景について、専門知識を詳しくお届けします。

日本の12か月には、それぞれ風情あふれる和風月名(わふうげつめい)が付けられています。文化庁が実施した「国語に関する世論調査」などの推移を見ても、伝統的な和名の認知度は高いものの、その正確な意味や旧暦換算の時期を正しく把握している層は限定的です。各月の名称、読み方、意味、現代の相当時期を一覧表で整理しました。

和風月名(読み方)現代の該当月旧暦の季節・主な由来旧暦の相当時期(新暦目安)睦月(むつき)1月親族が仲睦まじく集い合う月1月下旬〜3月上旬頃如月(きさらぎ)2月寒さでさらに衣を重ね着る(衣更着)2月下旬〜4月上旬頃弥生(やよい)3月草木がいよいよ生い茂る(弥生い)3月下旬〜5月上旬頃卯月(うづき)4月卯の花(ウツギ)が咲く季節4月下旬〜6月上旬頃皐月(さつき)5月早苗(さなえ)を植える田植えの月5月下旬〜7月上旬頃水無月(みなづき)6月田に水を引く月(「無」は連体助詞「の」)6月下旬〜8月上旬頃文月(ふみづき)7月七夕の短冊に詩歌を書く、稲の穂が含む7月下旬〜9月上旬頃葉月(はづき)8月木々の葉が落ち始める月(葉落ち月)8月下旬〜10月上旬頃長月(ながつき)9月夜が次第に長くなる月(夜長月)9月下旬〜11月上旬頃神無月(かんなづき)10月八百万の神が出雲に集まり諸国を留守にする10月下旬〜12月上旬頃霜月(しもつき)11月大地に霜が降りる月(霜降り月)11月下旬〜1月上旬頃師走(しわす)12月僧侶(師)が仏事で忙しく走り回る月12月下旬〜2月上旬頃

和風月名の効率的な覚え方としては、「語呂合わせ」や「3か月ごとの季節区分(春:睦月・如月・弥生/夏:卯月・皐月・水無月/秋:文月・葉月・長月/冬:神無月・霜月・師走)」でグループ化して記憶するのが実用的です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。