髪色への寛容度は、目指す業界や職種によって雲泥の差がある。最も厳しい態度を崩さないのは、メガバンクや証券会社などの金融業界、および公的機関に近い事業を手掛けるインフラ・官公庁系だ。これらの業界では、顧客や取引先からの信用が最優先されるため、内定式であっても「6トーン以下の自然な黒髪」が実質的なマスト条件とされる。
反対に、最も寛容なのがIT・Web系、アパレル、広告業界だ。ここでは個人の自己表現が肯定的に捉えられる傾向が強く、8〜10トーンの明るめの髪色でも問題視されないことが多い。中間に位置する商社、メーカー、不動産などの場合、営業職か内勤職かによっても評価が分かれる。顧客の前に出る可能性が高い職種ほど、ダークトーンが無難な選択肢となる。