Q1:クッシング症候群を治療しない場合、愛犬の余命はどれくらいですか?
A1:合併症の状況によりますが、無治療の場合、多くの症例で数ヶ月から1年程度で重篤化します。高血圧や易感染性、糖尿病、血栓症などを併発し、急激に全身状態が悪化して命を落とすケースが多いため、積極的な完治を目指さない場合でも症状緩和の対症療法が推奨されます。
Q2:突然死するリスクが高い病気と聞きましたが本当ですか?
A2:事実として、肺血栓塞栓症や下垂体腺腫の急激な増大による脳ヘルニア、重度感染症からの敗血症による突然死のリスクを抱えています。特に呼吸が急激に荒くなったり、舌の色が青紫色(チアノーゼ)になったりした場合は、一刻を争う救急搬送が必要です。
Q3:食欲旺盛だった愛犬がご飯を食べなくなりました。末期でしょうか?
A3:非常に危険なシグナルです。病気の末期による多臓器不全のほか、トリロスタンの過剰投与による急性副腎不全(アジソン危機)、あるいは膵炎の併発が疑われます。放置すると数日以内にショック状態に陥る可能性があるため、当日中の獣医師の受診が不可欠です。