鈴木杏を語る上で欠かせないのが、日本中を驚嘆させた子役時代の鮮烈な記憶です。1996年にCMで鮮烈なデビューを飾り、翌1997年のTBS系名作ドラマ『青い鳥』で豊川悦司演じる主人公と旅をする少女・誌織役を熱演。当時まだ10歳前後だった彼女の憂いを帯びた眼差しと透明感は、お茶の間に強烈なインパクトを残しました。
その後も『金田一少年の事件簿』(2001年)の二代目・七瀬美雪役や、青春ドラマの傑作『Stand Up!!』(2003年)のヒロインなど、数々のドラマ代表作で平成のテレビカルチャーを彩りました。
そして2004年、日本映画史に燦然と輝く金字塔となったのが岩井俊二監督の映画『花とアリス』です。親友役としてW主演を務めた蒼井優との掛け合いは、思春期特有の脆さと煌めきを完璧に捉え、国内外の映画ファンを熱狂させました。当時の若い頃の画像や映像は、今なお「伝説の美少女コンビ」として語り継がれています。