ブラウンの購入動機として最も高い割合を占めるのが「赤ちゃんの離乳食作り」です。裏ごし器とすり鉢を駆使して30分以上かかっていた作業が、ブレンダーを使えばわずか10秒から20秒程度で完了します。裏ごし特有のザラつきを完全に排したシルクのような滑らかさは、赤ちゃんの食いつきを良くする上でも大きなメリットとなります。
しかし、離乳食現場で挫折しないためには、以下の「運用セオリー」を遵守する必要があります。
1. 「都度作り」ではなく「フリージング前提のまとめ作り」に徹する
離乳食初期に食べる「小さじ1杯のお粥」を毎食ブレンダーで作ろうとするのは間違いのもとです。食材が少なすぎて刃が空回りし、容器の内壁に飛び散って収集がつかなくなります。お米半合〜1合分のお粥や、人参1本分を一気にペースト化し、製氷皿等に小分けして冷凍保存する運用スタイルを取ることで、ブラウンの性能を100%引き出すことができます。
2. 付属の深型ビーカーを活用する
平皿や浅い小鉢の中でブレンダーを回すと、ベル型ヘッドの隙間から食材が勢いよく飛び散ります。付属の専用計量ビーカーは、ヘッドがぴったりと底面にフィットするように口径が計算されており、少量の食材でも効率よく対流を起こせる設計になっています。食材が少ない時は、ビーカーを斜めに傾けて深さを確保しながら撹拌するのが現場のプロのテクニックです。
3. 月齢に応じたアタッチメントの切り替え
ゴックン期(5〜6ヶ月)のドロドロ状には「ブレンダー」、モグモグ期(7〜8ヶ月)やカミカミ期(9〜11ヶ月)の粗みじん切りには「チョッパー」へとアタッチメントを切り替えることで、離乳食完了期まで長く使い続けることが可能です。チョッパーを使う際は、パルス運転(短く断続的にスイッチを押す操作)を行うことで、食材がペースト化しすぎるのを防ぎ、月齢に合った適切な粒感を維持できます。