Pmsにピルが効かないのはなぜ?体質・Pmddの見分け方と対処法

Pmsにピルが効かないのはなぜ?体質・Pmddの見分け方と対処法

Pmsにピルが効かないのはなぜ?体質・Pmddの見分け方と対処法とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

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「ピルを飲めばPMSの悩みから完全に解放される」と期待して服用を始めると、症状が残った際に落胆してしまうことがあります。しかし、PMSにピルが効かない理由を探っていくと、医学的な観点からいくつかの明確な原因が浮かび上がってきます。

最大の要因は、ピルがアプローチできる得意分野の違いです。低用量ピルは排卵を抑制してプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌波をフラットにするため、下腹部痛や頭痛、むくみといった「身体的症状」には高い効果を発揮します。その一方で、不安感や焦燥感、激しい気分の落ち込みといった低用量ピルで精神症状が改善しないケースは珍しくありません。脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)の受容体感受性はホルモンバランスだけで決まるわけではないためです。

さらに、服用期間の短さも見落とせません。ピルの効果が出るまでの期間は一般的に2〜3シート(2〜3ヶ月)程度が目安とされています。「低用量ピルが効かないと2ヶ月で判断して自己中断してしまう」のは非常にもったいなく、体がホルモン環境に馴染むまでにもう少し時間がかかるケースもあります。その他、飲み忘れによる血中濃度の乱れや、配合されているプロゲスチンの種類が体質に合っていないことも効き目を実感しにくい主因となります。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。