「ドラッグ&ドロップは安全で失敗のない操作」と思われがちですが、実際には意図せぬデータ消失や情報漏洩につながる盲点が存在します。
代表的な誤解が「別の場所へドラッグすれば常にファイルが移動する」という思い込みです。Windows環境では、同じドライブ(Cドライブ内など)間でのドラッグは「移動」になりますが、異なるドライブ(CドライブからUSBメモリやネットワーク共有フォルダなど)間でのドラッグはデフォルトで「コピー」になります。元ファイルが残っているつもりが完全に移動していたり、移動させたつもりが古いデータが元フォルダに残存していたりするトラブルは、この仕様の違いが原因です。
また、フォルダの並び替えを行おうとして、隣接する無関係なフォルダの中にファイルを吸い込ませてしまう「誤ドロップ(誤爆)」も頻発します。もし操作ミスに気づいた場合は、慌てずにキーボードの「Ctrl + Z」(Macは「⌘ + Z」)を押して直前の操作を取り消すことで、即座に元の位置へファイルを復元できます。