新田真剣佑は、1996年11月16日にアメリカ・カリフォルニア州サンタモニカで生まれました。本名は前田真剣佑(まえだ まっけんゆう)。初対面の誰もが一瞬で覚えるこの印象的な名前は、父・千葉真一自らが「真実の剣を持って、人の右に出てほしい」という切なる祈りを込めて命名したものです。
幼少期からビバリーヒルズのハイスクールに通い、英語と日本語の完全なバイリンガルとして育成された真剣佑ですが、家庭内での父の指導は徹底して「武士道」に基づくものでした。極真空手(全米大会で優勝経験あり)、器械体操、水泳、ピアノ、フルートなど、身体能力と表現力を磨くための英才教育が惜しみなく施されました。当時のテレビ特番インタビューで、千葉真一は「息子には自分が到達できなかったハリウッドの頂点を見てほしい」と熱っぽく語っており、真剣佑はその期待を一身に背負いながら技を磨き上げたのです。
一方、母の玉美さんは京都で名を馳せた元トップ芸妓であり、類まれな美貌と細やかな気配りで知られた女性です。1996年に千葉真一と結婚して渡米し、慣れない異国の地で真剣佑と郷敦の2人を慈しみ育てました。2015年に両親が離婚した際、真剣佑の親権は千葉真一、郷敦の親権は母・玉美さんが持つことになり、一時期は生活拠点が分かれる形となりました。しかし、母に対する兄弟の敬愛は深く、日本での活動が本格化した後も密に連絡を取り合っていることが関係者の取材で明らかになっています。