旧六医大・新潟大学医学部の実態|偏差値の真相と国試・留年率のリアル

旧六医大・新潟大学医学部の実態|偏差値の真相と国試・留年率のリアル

旧六医大・新潟大学医学部の実態|偏差値の真相と国試・留年率のリアルにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

医学部に合格することはゴールではなく、過酷な医師養成プロセスの始まりにすぎません。新潟大学医学部の医師国家試験合格率は、例年新卒で93〜95%前後、既卒を含めた全体で90%前後と、全国平均を上回る堅実な成績を収めています。しかし、この数値を額面通りに受け取るだけでは、現場の実態を見誤ることになります。

キャンパスライフの実態として特筆すべきは、1年次に五十嵐キャンパス(新潟市西区)で全学共通教育を受けた後、2年次から医学部専門教育が行われる旭町キャンパス(新潟市中央区)へ拠点を移す点です。歴史的建造物と最新の医学総合研究棟が混在する旭町キャンパスは、新潟大学医歯学総合病院が直結する臨床の最前線です。

SNSや学内コミュニティで繰り返し話題に上るのが、医学部医学科における留年率と進級判定の厳格さです。在学生の告白によると、2年次から3年次にかけての基礎医学分野(解剖学・生理学・病理学・薬理学など)において、毎年のように複数人が再試・留年の洗礼を受けます。

「試験前になると図書館の自習室が異様な緊張感に包まれる。真面目に取り組んでいても、一度の追試不合格がそのまま留年に直結する厳しい科目がいくつかあり、学年で10名近くが原級留置(留年)となる年度も珍しくない」と在学生は語ります。国家試験の合格実績は、こうした日頃のシビアな進級関門によって高い基礎学力が担保されている裏返しの結果といえます。

山田 真由
著者

山田 真由

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