全米メディアが選出するMLB人気マスコットランキングにおいて、ニューヨーク・メッツの「ミスター・メット」やシカゴ・カブスの「クラーク」を抑え、ほぼ毎年トップの座を独占しているのがファナティックです。
その名声を不動のものにしたのが、対戦相手すら容赦なく標的にする過激なパフォーマンスです。かつてロサンゼルス・ドジャースの名将トミー・ラソーダ監督を人形使って挑発し、激怒したラソーダ氏とグラウンド上で大乱闘を繰り広げたエピソードはメジャー史の伝説となっています。
近年では、ファナティックと大谷翔平のユーモラスな交流も日米の野球ファンを沸かせています。大谷選手が打席に入る直前にコミカルなポーズで視界を遮ろうとしたり、ベンチ前で熱烈なスキンシップを試みたりと、スーパースター相手でも物怖じしない絡みはファンの間で大好評を博しました。相手へのリスペクトを根底に持ちつつ、スタジアムの空気を一変させる天性のパフォーマー気質が、目の肥えたメジャーファンを虜にしています。