当編集部がSNS上の口コミや知恵袋、コミュニティ掲示板で交わされるユーザーの体験談を徹底分析したところ、「自分では使っていないつもりだった」という盲点によるトラブルが多数報告されています。
都内のIT企業に勤務する20代女性の手記によると、「毎月20GBのプランを契約していたが、毎月20日前後で必ずモバイルデータ通信制限がかかっていた。利用内訳を調べたところ、通勤電車内で見ていたInstagramストーリーと、自宅Wi-Fiの接続切れによる深夜のバックグラウンド自動同期だけで月12GB以上使われていた」と告白しています。
社会心理学の観点から見ると、スマートフォン利用には「FOMO(Fear of Missing Out:取り残される恐怖)」に伴う無自覚なスクロール行動が深く関係しています。通知が届くたびに画面を開き、受動的にフィードをリロードする行為そのものが、現代のデジタル空間における最大のパケット浪費を生み出しているのです。通信量の管理は、単なる端末設定にとどまらず、自身のデジタル習慣を見直す「心理的バウンダリー(境界線)」の設定作業でもあります。