2000年代のグラビアアイドルを語る上で欠かせないのが、日本テレビが主催した新人タレント育成プロジェクト「日テレジェニック」です。毎年選ばれる4〜5名のメンバーには地上波番組へのレギュラー出演やイメージビデオの制作が約束され、トップアイドルへの登竜門として絶大な影響力を持ちました。
歴代メンバーには、原史奈、佐藤寛子、小倉優子、愛川ゆず季、井上和香といった後のバラエティや女優界を彩るスターが名を連ねています。過酷なロケやリアクション芸を叩き込まれた彼女たちは、単にカメラの前でポーズをとるだけでなく、アドリブ力や度胸を身につけていきました。
青年誌のグラビア特集とテレビの育成枠が緊密に連携していたこの時代は、芸能界全体がグラビアアイドルという存在を次世代スターの育成プラットフォームとして機能させていた稀有な時代だったと言えます。