南河内エリアの豊かな自然と歴史遺産に囲まれた羽曳野市にキャンパスを構える大阪府立西浦支援学校。そのルーツを辿ると、少子化に伴う府立高校再編によって2008年に閉校した大阪府立西浦高校の敷地に辿り着きます。かつての高等学校設備を活用しつつ、大規模な耐震改修とエレベーター新設、全面バリアフリー化を施して開校した経緯を持ちます。
校舎の最大の特徴は、高校跡地ならではの敷地の広さにあります。一般的な支援学校ではグラウンドや体育館の共用利用に制約が生じがちですが、同校では広大な運動場や独立した体育館、特別教室棟をフルに活用できます。車椅子での移動がスムーズに行えるスロープの配置や、多目的トイレ、児童生徒の感覚特性に配慮したクールダウンルームなど、ハード面の改修が緻密に行き届いています。
学校組織としては小学部・中学部・高等部の3学部を設置し、児童生徒の発達段階に応じた切れ目のない指導体制を敷いています。南河内地域の支援教育需要を受け止めるセーフティネットとして、地域インフラの重要な柱を担っています。