ネット上の掲示板やSNSでは「梅田の店舗に行けば限定ダンクが買える」「朝イチで並べばリストックに出会える」といった噂が頻繁に飛び交いますが、現場の実態は大きく異なります。現在、ナイキ梅田限定スニーカー抽選は転売防止や混雑回避を徹底するため、店頭での早朝先着並びを原則廃止し、公式アプリ(SNKRS / 各店舗独自アプリ)による事前WEB抽選へほぼ移行しています。
梅田ナイキスニーカー在庫状況を取材すると、人気モデルの店頭ゲリラリストック(再入荷)が完全に消滅したわけではありません。ただし、入荷タイミングは平日午後の不規則な時間帯に分散されており、専業の転売バイヤーや近隣勤務者が偶然居合わせない限り、一般の利用者が店頭で即座に入手するのは極めて難易度が高いのが現状です。
さらに、ナイキが世界的に進めてきたDTC(Direct to Consumer:直営直接販売)戦略から、主要リテールパートナーへの在庫再配分へと舵を切った結果、ABCマートグランドステージなどの強力なアカウントに良質な在庫が集約される傾向が強まっています。「公式オンラインで見当たらないサイズが、実はLINKS UMEDAの店頭に普通に並んでいた」という逆転現象が頻発しているのは、このサプライチェーン構造の変化によるものです。