「太る代名詞」のように扱われる家系ラーメンですが、ダイエッターやボディメイク層の間で「実は選び方次第でPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)が優秀な食事になり得る」と語られる場面があります。家系ラーメンがダイエット向きと言われる理由には、トッピングやスープに含まれる栄養成分の特性があります。
第一に挙げられるのが、具材(トッピング)の栄養価の高さです。家系の象徴である「ほうれん草」には、体内の余分なナトリウム(塩分)の排出を促すカリウム、抗酸化作用を持つβ-カロテン、血糖値の急上昇を抑える不溶性・水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。また「海苔」はミネラルと食物繊維の宝庫であり、チャーシューや味玉からは筋肉の維持に欠かせない良質な動物性タンパク質を補給できます。
第二に、糖質制限(ロカボ・ケトジェニック)の観点です。ラーメンの最大の糖質源は「麺」であるため、「麺半分」や「麺なし(野菜変更)」を指定できる店舗を選べば、1食あたりの糖質量を20〜30g以下に抑え込むことが可能です。豚骨スープに含まれるコラーゲンやアミノ酸、ビタミンB群は代謝をサポートする栄養素でもあります。
ただし、これはあくまで「糖質を厳格にコントロールし、余計な油や白米を徹底排除した場合」の特殊な理論です。通常通りに麺をすすり、ライスを食べ、スープを完飲しながら「具材が健康に良いから」と言い訳するのは明白な誤謬であり、単なるカロリー過多に陥るため注意が必要です。