ネット上の情報や掲示板などでは、ナンバープレートの取り外しに関して誤った知識や危険なアドバイスが散見されます。法令違反や重大なトラブルを回避するために、以下の真実を正確に把握しておく必要があります。
誤解1:「自宅ガレージで封印を外して、新しいナンバーを取りに陸運局へ運転していけばいい」
真相:これは極めて重大な法令違反です。普通車のリヤ封印を外した状態、あるいはナンバープレートを取り外した状態で公道を走ることは、道路運送車両法第19条(自動車登録番号標等の表示の義務)および第54条の2(封印の取付け等)違反に該当します。違反点数は5点、無車検運行等が重なれば即座に免許停止処分や高額な罰金刑の対象となります。普通車のナンバー交換を行う際は、「自走して運輸支局の敷地内に入ってからその場で外す」か、仮ナンバー(臨時運行許可証)を取得するか、積載車で運ぶ必要があります。
誤解2:「古いナンバープレートは記念にそのまま持ち帰ることができる」
真相:ナンバープレートは国の所有物(貸与品)であるため、変更や廃車手続きの際には原則として返納義務があります。ただし、2017年より導入された「記念所持(破壊施封)制度」を利用すれば、不正使用防止のための穴(直径40mm以上)を開ける処理(穴あけ手数料:数百円程度)を施した上で、手元に記念として持ち帰ることが可能です。