栄養学の観点からも、サバの脂質は特別視されている。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」においても、オメガ3系脂肪酸(EPA・DHA)の積極的な摂取が推奨されているのは周知の事実だ。
また、日本肥満学会の学術報告によれば、飽和脂肪酸(肉類の脂など)を多価不飽和脂肪酸(青魚の油など)に置き換えるだけで、内臓脂肪の蓄積率が有意に低下することが示されている。カロリーの「数値」だけに囚われる時代は終わった。厚生労働省や専門学会のデータが示す通り、大切なのは「どの脂質を体に入れるか」というクオリティの選択なのだ。