慎太郎の四人の息子たち、いわゆる「石原四兄弟」は、それぞれ異なる分野でその血脈を証明してきた。長男の伸晃は自民党幹事長などを歴任した政治家。次男の良純は気象予報士であり、バラエティ番組で見せない日はないほどの人気タレントだ。三男の宏高もまた衆議院議員として活動し、四男の延啓は画家として独自の芸術世界を展開している。
一見するとバラバラな領域に身を置く彼らだが、その根底には父・慎太郎から受け継いだ「自己表現への執着」が共通して流れている。政治という権力闘争の場と、アートやメディアという表現の場。この二極を行き来する柔軟さこそが、彼らの強みだ。