雑誌フリーアンドイージー休刊の真相|ねつ造問題と現在を徹底追跡

雑誌フリーアンドイージー休刊の真相|ねつ造問題と現在を徹底追跡

雑誌フリーアンドイージー休刊の真相|ねつ造問題と現在を徹底追跡を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。

1998年の創刊以来、株式会社イースト・コミュニケーションが発行していた『Free & Easy(フリーアンドイージー)』は、デニム、ワークブーツ、ヴィンテージスウェット、アンティークウォッチなど、こだわりの強いモノ選びを徹底追求する硬派なアメカジ雑誌として圧倒的な支持を集めていました。大手出版社が手掛ける流行追従型のメンズ誌とは一線を画し、「流行に媚びず、一生モノを愛でる大人の男」に向けた誌面作りは、30代から50代の男性読者を虜にしました。

ところが2016年、同誌は読者に対して明確な納得のいく総括もないまま、2016年3月号をもって突如として休刊を発表します。書店店頭から姿を消しただけでなく、発行元であったイースト・コミュニケーションもその後まもなく破産手続きへと向かいました。当時、出版界全体がデジタルシフトの荒波に揉まれていたとはいえ、熱烈な定期購読者と根強いコミュニティを抱えていた看板雑誌が、なぜこれほど呆気なく崩壊してしまったのか。ファンや関係者の間では、表沙汰にできない決定的な裏事情があるに違いないと激しい疑念が渦巻くことになりました。

その背景を探ると、単なる部数減や採算悪化という財務上の問題ではなく、出版ジャーナリズムの一線を決定的に踏み越えてしまった組織的な不正と業界内での孤立という、あまりに重い現実が横たわっていたことが分かります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。