ファンコミュニティや設定検証で常に議論の的となるのが、サイコフレームの発光色と発揮されるオカルト能力の相関関係です。作中における発光現象は、単なるビジュアル演出ではなく、感応波のエネルギー密度と空間干渉レベルを如実に表しています。
発光色の変化とそれに伴う現象の段階は、以下のように体系化されています。
1. 赤色発光(制御下・初期状態):
NT-Dが起動し、システムがパイロットの生体反応および敵ニュータイプの感応波を検知して戦闘機動を行っている状態です。強力な機体制御とサイコミュ・ジャックを発動しますが、依然として機械と兵器の範疇に留まります。
2. 虹色・緑色発光(精神共振・極限状態):
バナージ・リンクスの強い意志とニュータイプ能力がサイコフレームと完全共振(シンクロ)した際、燐光のようなエメラルドグリーンへと変色します。この状態では、巨大なメガ粒子砲の直撃をサイコ・フィールドの防護膜で完全に無効化するなど、熱力学や電磁気学の基本法則を無視した現象が連続して発現します。
3. 最終形態「光の結晶体」と時間の巻き戻し:
コロニーレーザーの直撃を防ぎ切った瞬間、ユニコーンガンダムは装甲を突き破ってサイコフレームが樹木状の結晶として増殖する「光の結晶体(ユニコーンガンダム神化形態)」へと変貌しました。この状態において、迫り来る地球連邦軍のジェガン部隊に対し、手をかざす動作(波動)のみで機体内部の核融合ジェネレーターを「組み立て前の分解状態」へと巻き戻し、無力化させました。
福井晴敏氏をはじめとする制作陣のインタビューや公式解説資料によると、この現象は「サイコフレームが集積した莫大な意志の力により、空間そのもののエントロピーを逆転させた(時間を巻き戻した)」現象であると定義されています。もはやモビルスーツではなく、高次元の意識体と物理世界を接続する門(ゲート)と化した瞬間でした。