手元の印象を大きく左右する男爪と女爪の違いは、爪全体の縦横比と立体的なアーチ構造にあります。いわゆる「男爪」は、爪の横幅が広く全体的に丸っこい形(丸爪)や、先端に向かって扇状に広がる貝爪、平らで厚みに欠ける形状を指します。一方の「女爪」は、縦に長く緩やかなカーブを描き、指先が細く長く見えるのが特徴です。
この形状の差を生み出している最大の要因が、爪のピンク色の部分であるネイルベッド(爪床)の面積です。爪は根元の爪母(そうぼ)で作られ、ネイルベッドの上に乗って前方へ伸びていきます。ネイルベッドと爪がしっかり密着している面積が広いほど、爪は縦長で美しいシルエットになります。逆に、深爪などで密着面が後退してしまうと、爪が横に広がり男爪特有の形になってしまいます。