卒団式において見落としてはならないのが、ボランティアや情熱をもって子どもたちを導いてくれた指導者・コーチ陣、そして泥汚れの洗濯や車出しを支え合った保護者たちへの配慮です。子ども向けと同じものを流用するのではなく、それぞれの立場に合わせた敬意と感謝の表現が求められます。
まず、指導者・コーチ向けプレゼントに関しては、「重すぎる高額品や大きな記念プレート」は避けるのが鉄則です。多くのコーチが口を揃えるのは、「子どもたちの直筆の手紙や寄せ書きが一番胸に響く」という事実です。おすすめの具体例としては、全員のメッセージを収めた上質なアルバムに加え、グラウンドや日常で使えるステンレスタンブラー、あるいは名入れの折りたたみ式作戦ボードが実用的で喜ばれます。金券や商品券を贈る場合は、地域の規約やチームの内規に抵触しないか事前確認を怠ってはなりません。
一方、卒団生から自分の親へ、あるいは保護者同士で贈り合うプレゼントでは、「感謝の可視化」が感動を生みます。卒団式の壇上で子どもから保護者へ手渡す一輪のガーベラや手紙、あるいは家族の思い出が詰まったミニフォトカードは、金銭的コストをかけずに生涯の宝物となります。過度なプレゼント合戦に発展させず、精神的な労いに焦点を当てることが成功の要です。