丸暗記を一切捨ててスケールを瞬時に把握するための極秘法則、それが「ルート音からの相対ブロック化」だ。具体的には、どの位置から弾き始めても指のフォーム(型)を固定し、弦をまたぐ際の距離感だけを記憶するテクニックを指す。
たとえば、5弦3フレットにある「ド(C)」を出発点とした場合、人差し指・中指・小指の開く幅は決まっている。以下に示すシンプルなポジション表の概念を頭に描くだけで、複雑なスケール選択が一気にシンプル化される。
【基本ポジション表(5弦3フレット起点のCメジャースケール)】
・5弦:3フレット(ド / 人差し指)→ 5フレット(レ / 薬指)
・4弦:2フレット(ミ / 人差し指)→ 3フレット(ファ / 中指)→ 5フレット(ソ / 小指)
・3弦:2フレット(ラ / 人差し指)→ 4フレット(シ / 薬指)→ 5フレット(ド / 小指)
この8音の指使いのセットをそのまま1本の「形」として捉える。2弦と3弦の間でチューニング上の全音半音のずれが発生する点さえ一度把握してしまえば、指板上のどこへ移動しても同じフォームを平行移動させるだけで、瞬時に正確な音階を奏でられる。フレット番号を丸暗記する必要はどこにもない。