大森が紡ぎ出すデモテープを誰よりも早く聴き、それをバンドサウンドへと昇華させてきたのが若井滉斗と藤澤涼架だ。若井はあるインタビューで、「元貴から送られてくるデモの中には、最初聴いたときに『これをどうやってギターで表現すればいいんだ?』と頭を抱えるような超難度の曲がたくさんある」と語っている。
一方、藤澤も「鍵盤のパートに関しても、人間の指が届かないようなフレーズが平気で入っていたりする(笑)。でも、それがすごく刺激的だし、世に出ていないのがもったいないと感じる曲ばかり」と明かす。二人の証言からも、未発表曲が持つ規格外のクオリティと、メンバー同士の絶妙な掛け合いが生み出す熱量が伝わってくる。