「今、あの伝説的なクリエイターは何を手掛けているのか」——往年のファンが最も関心を寄せる鈴木理香の現在ですが、彼女はゲーム制作会社・株式会社ベルウッド(Bellwood)の代表取締役として、自らの信条である「物語性の高い体験型エンターテインメント」の創出に挑み続けています。
近年における大きな転換点となったのが、任天堂より発売されたリメイク版『アナザーコード リコレクション:2つの記憶 / 記憶の扉』の世界的ヒットでした。2000年代のDS・Wii版でシナリオとゲームデザインの中核を担った彼女の手腕が、現代の洗練された3Dグラフィック環境で再評価され、国内外の若い世代にもその作家性が広く知れ渡る契機となったのです。
現在、彼女が原作・シナリオを担当する大型ミステリーADV『ダークオークション - ヒトラーの遺産 -』(イザナギゲームズとの協業)をはじめ、長年培われた「謎解きと心理劇の融合」という唯一無二の文体を武器に、コンシューマーおよびPCプラットフォームへ向けた新作タイトルの開発・監修を精力的に進めています。