高校時代に本格的に楕円球を追い始め、大学でも部活に汗を流した高橋光臣。ポジションはフランカーやナンバーエイトなど、体を張ってチームを支えるタフな位置を務め上げた。文字通り汗と血にまみれ、勝利のために全力を尽くす日々。そこには将来のトップリーグを目指す純粋な情熱があった。
しかし、競技生活の絶頂期に苛烈な試練が見舞う。膝の大怪我や度重なる故障により、アスリートとしての将来を断念せざるを得ない非情な現実。失意の底に突き落とされた彼だったが、ここで立ち止まる男ではなかった。次なる情熱の注ぎ先として選んだのが、表現の世界である演技の道だった。
特撮ドラマ『轟轟戦隊ボウケンジャー』のボウケンレッド役に抜擢されると、その圧倒的な身体能力と存在感で一躍脚光を浴びる。ラグビーフットボールで鍛え上げた肉体と精神は、過酷な撮影現場でも大きな武器となり、俳優としてのキャリアを切り開く原動力となった。