日本国内で社会現象を巻き起こしたカウカウあたりまえ体操は、国境を越えたグローバル展開でも大きな成果を収めました。特にインドネシア現地語版として制作された「Senam yang Iya Iyalah」は、YouTube公式動画が数百万回再生を記録し、現地の大手テレビ番組やフェスに招聘される事態となりました。
あたりまえ体操海外の反応を分析すると、言語の壁を軽々と超える「視覚的なわかりやすさ」と「普遍的な日常の共感」が勝因であることが分かります。難しい言葉遊びに頼らず、身体の動きとリズムでクスッと笑わせる構成は、東南アジア諸国のみならず英語圏のイベントでも高い評価を獲得しました。
多くのリズムネタ芸人がブームの終息とともに失速する中、COWCOWが生き残り続けたのは、もともと「ABCお笑い新人グランプリ」最優秀新人賞(1999年)や「NHK上方漫才コンテスト」優秀賞(2001年)を獲得した正統派のネタ作り能力があったからです。「あたりまえ体操」は彼らの多彩な引き出しの中の1つに過ぎず、ベースに強固な漫才・コントの実力があったからこそ、一発屋の枠に収まらず息の長い活動が可能になりました。