Ikkoパニック障害の壮絶な真相|39歳の発症から克服と現在の全貌

Ikkoパニック障害の壮絶な真相|39歳の発症から克服と現在の全貌

Ikkoパニック障害の壮絶な真相|39歳の発症から克服と現在の全貌の全貌を分かりやすくまとめてご紹介します。

IKKOさんがパニック障害の最初の発作に見舞われたのは、39歳を迎えていた11月20日のことでした。当時、ヘアメイクアップアーティストとして確固たる地位を築きつつあったIKKOさんは、自身のアトリエ兼美容室を構え、経営者としても多忙を極める日々に身を投じていました。

独立に伴う莫大な資金繰り、スタッフの育成、クライアントからの過大な要求に応え続けなければならない重圧。睡眠時間を削り、完璧な仕事を追求し続けていた肉体と神経は、すでに限界値を超えて悲鳴を上げていました。

運命の日、冷たい雨が降りしきる都内で、IKKOさんは移動中のタクシーの中にいました。折悪しく夕方の激しい道路渋滞に巻き込まれ、車内は完全に密閉された状態に。その瞬間、胸の奥から突き上げるような激しい動悸と、息が吸えないほどの息苦しさがIKKOさんを急襲しました。

「このまま車から出られないかもしれない」「息が止まって死んでしまうのではないか」という強烈な恐怖感が押し寄せ、パニック状態のまま病院へ駆け込みました。当時の関係者や本人の回想によると、病院に到着した際の血圧は200を超え、脈拍も異常な数値を記録していたといいます。救急外来で下された最初の診断は「過換気症候群(過換気障害)」。これが、その後長年にわたって続くパニック障害との闘いの幕開けとなりました。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。