昭和の終わりから平成、令和に至るまで、お笑い界の頂点に君臨し続けてきた「お笑いビッグ3」。タモリ、ビートたけし、明石家さんまの3人は、互いに深いリスペクトを保ちながらも、全く異なる年齢とキャリアのグラデーションを描いている。
最年長であるタモリに対し、ビートたけしは1947年1月生まれで約1歳半の差。一方で明石家さんまは1955年7月生まれであり、タモリとは実に10歳近く歳が離れている。ビッグ3の中で最も年上でありながら、威圧感や権威主義とは無縁のポジションを守り続ける姿が際立つ。後輩であるさんまが圧倒的な運動量とマシンガントークで現場を支配するタイプなら、タモリは静かに場を観察し、一言で笑いを生む脱力型。この対比こそが、長年のお笑い界を面白くしてきた源泉と言える。