画面上では完璧に1ページに収まっているにもかかわらず、オフィスの複合機から出力すると「最後に必ず白紙が1枚排出される」というトラブルがあります。この現象の背後には、レイアウトソフトではなくプリンター側の制御ロジックが潜んでいます。
1. セクション区切りが「奇数ページから開始」になっている
書籍や冊子印刷を前提とした文書で「セクション区切り(奇数ページから開始)」を設定している場合、直前のセクションが奇数ページで終了すると、ソフトは自動的に偶数ページを空白として挿入します。画面上には表示されなくても、印刷時や両面印刷プレビュー時に白紙が生成されるのはこのためです。解決するには、セクションの種類を「現在の位置から開始」に変更します。
2. プリンタードライバーの「白紙節約機能」が無効化されている
複合機のドライバー設定にある「白紙ページの自動スキップ(白紙節約)」がオフになっていると、数ピクセルの描画情報や透明なテキストボックスを検知して白紙が出力されてしまいます。印刷ダイアログの詳細設定で「白紙を印刷しない」にチェックを入れることで物理的な紙の無駄を防げます。