ネット上のQ&AサイトやSNSコミュニティには、加齢に伴うヘアスタイルの失敗に関する切実な体験談が連日投稿されています。特に60代女性薄毛ヘアスタイルやパーマに関する失敗談には、共通する構造が見て取れます。
「ボリュームを出したくて美容室でパーマをかけたら、チリチリになって頭が2倍に膨らんでしまいました。結局、毎日結んで隠すしかなく、外出するのが憂鬱です」(62歳・主婦) 「薄毛を隠そうと分け目を変えずにずっと同じ位置でブローしていたら、つむじ周辺の地肌が余計に透けて見えるようになってしまった」(66歳・パート勤務)
都内の有名シニア特化型サロンのオーナースタイリストは、現場の取材に対して次のように語っています。「60代のお客様の多くは、30代・40代の頃に成功したヘアスタイルの記憶に引っ張られています。しかし、毛周期の変化により毛髪自体の弾力が低下しているため、同じロッド選定や薬剤選定を行うと過度なダメージにつながり、いわゆる『おばさんパーマ』になってしまうのです」。
現場のリアルな証言が示す通り、60代手入れが楽な髪型を実現するためには、髪を強く巻くことではなく、ベースカットで後頭部の丸み(ぼんのくぼのくびれ)を作り、乾かすだけで形が決まる土台を整えることが決定的に重要です。