キーストーンにまつわるネット上の議論では、いくつかの見落とされがちな盲点や誤解が散見されます。
盲点1:キーストーンなしでメガシンカする唯一の存在「レックウザ」
「すべてのメガシンカにはキーストーンとメガストーンが必要」と思われがちですが、これには決定的な例外が存在します。それが伝説のポケモン「レックウザ」です。『オメガルビー・アルファサファイア』の設定において、レックウザは体内の器官「ミカルゲ(※隕石のエネルギーを蓄える器官)」に蓄えた七色の光と、人々の祈りの力によってメガシンカを遂げます。専用技「ガリョウテンセイ」を覚えているだけでメガシンカ可能であり、メガストーンを持たせる必要がないため、好きな持ち物を持たせたままメガシンカできるという圧倒的なチート性能を誇りました。
盲点2:図鑑説明に記された「メガシンカの代償と苦痛」
アニメなどでは「絆の力」として美しく描かれるメガシンカですが、第7世代(サン・ムーン)のポケモン図鑑で明かされた公式テキストは、ファンコミュニティに大きな衝撃を与えました。
- メガゲンガー:「メガシンカのエネルギーは異次元に足を取られている。すべてを憎み、あらゆるものに呪いをかけようとする」
- メガボーマンダ:「翼が変形し刃のようになった。血も涙もない凶暴さで、育ての親であるトレーナーにさえ襲いかかる」
- メガプテラ:「過剰なエネルギーによって全身が岩のように硬化し、常に激しい痛みに苛まれている」
溢れ出る強大なエネルギーはポケモンの精神や肉体に極度の負荷をかけます。だからこそ、「トレーナーのキーストーンを通じた強い精神的支えと絆」がなければ、ポケモンは暴走し自滅してしまうという設定裏付けが存在するのです。