FIFA総会で承認された決定事項に基づき、2026年以降のワールドカップ開催地スケジュールもすでに確定しています。
2030年大会(第24回・W杯100周年記念大会):
メインの開催国はモロッコ、ポルトガル、スペインの3カ国共同開催です。さらに、1930年の第1回大会からちょうど100年を記念し、第1回開催国であるウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイの南米3カ国で開幕の各1試合(計3試合)が実施されます。これにより、欧州・アフリカ・南米の「3大陸・計6カ国」にまたがる前代未聞のメガ大会となります。
2034年大会(第25回):
アジア・オセアニア地域を対象とした立候補プロセスを経て、サウジアラビアでの単独開催がFIFA公式により事実上確定・承認されました。豊富なオイルマネーを背景に、ネオム(NEOM)をはじめとする超未来都市型スタジアムの建設が進められており、2026年カタール大会に続く中東での冬季開催(11月〜12月想定)が有力視されています。
歴代のワールドカップ開催国を振り返ると、かつては欧州と南米が交互に開催地を引き受ける伝統が存在していましたが、大会の大規模化と巨額の商業マネーが絡み合い、開催場所の選定基準は「伝統」から「国家の財政力・巨大インフラ整備能力」へと完全にシフトしたことが読み取れます。