プロのバレエダンサーとして舞台に立つためのバレエ団オーディション難易度は、極めて高いハードルとなっています。
新国立劇場バレエ団の場合、一般公募オーディションの募集枠は毎年若干名(0〜3名程度)にとどまる年が多く、国内外から集まる数十人〜100人以上の精鋭が競い合うため、倍率は実質数十倍に達します。さらに付属の「新国立劇場バレエ研修所」出身者枠との厳しい争いも繰り広げられます。
近年は、ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)やローザンヌ国際バレエコンクールの上位入賞者、あるいは欧米の名門バレエ学校を卒業して帰国したダンサーが国内オーディションに大挙して挑むケースが増加しています。単なる身体能力やテクニックの完成度だけでなく、身長・体型バランス、音楽性、カンパニーの演目に即した順応力まで、総合的な適性が極めてシビアに審査されます。