ハリー・ポッター金のスニッチの秘密|口で捕獲した理由と伏線を解剖

ハリー・ポッター金のスニッチの秘密|口で捕獲した理由と伏線を解剖

ハリー・ポッター金のスニッチの秘密|口で捕獲した理由と伏線を解剖にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

クィディッチのルールにおいて、金のスニッチ(Golden Snitch)を捕獲したチームには150点が与えられ、その瞬間に対戦は終了します。他のプレイヤーが操るクアッフルによるゴールが1回10点であることを考えると、150点という配点はあまりにも絶大です。なぜこれほど極端なルールが設定されているのでしょうか。

その背景には、中世魔法界の狩猟文化と残酷な歴史が存在します。1269年、魔法評議会議長だったバルバジ・ブラッグが、試合中に俊敏な野鳥「ゴールデン・スニジェット(Golden Snidget)」を放ち、捕獲した者に150ガリオンの賞金を出すと宣言したことがすべての始まりでした。この「150ガリオン」がそのまま「150点」としてゲームの配点に固定されたのです。

その後、スニジェットが絶滅の危機に瀕したため、魔法生物学者モデスティ・ラブジョイらの保護運動を受け、金属細工師のボウマン・ライトが魔法の羽を持つ人工の「金のスニッチ」を開発しました。クルミほどの大きさで、銀の羽を羽ばたかせながら時速100キロを超える超高速で不規則に飛び回るスニッチは、捕獲そのものが奇跡に近い難易度を誇ります。だからこそ、シーカーには戦況をひっくり返す特権が与えられているのです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。