極めて高い防疫効果を持つ陰圧設備ですが、導入と維持にはいくつかのハードルが存在します。
主なメリット: 院内感染の劇的な低減、医療従事者の精神的・身体的安全の確保、法令やガイドラインに準拠した高度医療の提供が挙げられます。
主なデメリット・課題: 最大のネックは莫大な初期設備投資とランニングコストです。特殊なダクト工事や気密工事が必要なほか、強力な給排気ファンを常時稼働させるための電気代、定期的なHEPAフィルターの交換費用が病院経営に重くのしかかります。また、常に減圧されている密閉空間ゆえに「ドアが重くて開け閉めしにくい」「給排気ファンの稼働音が患者のストレスになる」といった運用面の配慮も欠かせません。