ヒカキンが「聖人」と呼ばれる理由とは?寄付と神対応の真相を徹底解剖

ヒカキンが「聖人」と呼ばれる理由とは?寄付と神対応の真相を徹底解剖

ヒカキンが「聖人」と呼ばれる理由とは?寄付と神対応の真相を徹底解剖についての最新情報をご紹介します。

今日でこそ「人格者」「聖人」と崇められるヒカキンですが、活動初期から手放しで賞賛されていたわけではありません。むしろ2010年代前半の大型ネット掲示板(2ちゃんねる、5ちゃんねるの「なんでも実況J(なんJ)」など)では、強烈なバッシングの標的でした。

当時のネット掲示板には「ネットで顔を晒して大金を稼ぐ行為」に対する強い嫌悪感(いわゆる嫌儲思想)が根強くありました。過剰なリアクションや子ども向けの変顔コンテンツは「寒い」「子ども騙し」と揶揄され、スレッドが立つたびに心無い誹謗中傷が書き込まれていたのが当時の現実です。

しかし、時間の経過とともに風向きは完全に逆転しました。他の人気配信者たちが女性トラブル、詐欺的な投資案件の勧誘、暴行事件、薬物疑惑、脱税などで次々と炎上・失脚していく中、ヒカキンだけは一切ブレずに健全な動画を毎日投稿し続けました。さらに大規模災害が起きるたびに私財を投じて被災者を救う姿を目の当たりにした匿名掲示板の住人たちは、自らの非を認めざるを得なくなったのです。

「疑って本当に申し訳なかった」「他の奴らが自爆していく中で、ヒカキンだけが本物の男だった」「叩く要素が1ミリも見つからない、正真正銘の聖人」――。かつてアンチの巣窟だったコミュニティが自発的に「聖人伝説」を語り始め、彼を擁護する最大の防波堤へと変貌を遂げたプロセスは、ネット史における特筆すべきパラダイムシフトと言えます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。